夜遅くまで仕事や家事に追われると、交感神経が優位になって眠りが浅くなり、つい甘いお菓子やインスタント食品に手を伸ばしてしまいます。しかし市販のスナックやレトルト味噌汁には増粘剤・香料・リン酸塩などの添加物が多く含まれていて、腸内フローラを乱したり、血糖やホルモンバランスを崩したりするリスクがあります。
そこで「無添加・オーガニック素材」で手軽に取り入れられる和食スーパーフードを5つピックアップし、毎日の食事に少しずつプラスする方法をご紹介します。どれも腸と脳を結ぶ腸脳相関を整え、ストレス耐性と免疫力を高める効果が期待できる組み合わせです。
1.有機味噌(天然醸造)
- 天然醸造の味噌には多様な乳酸菌・麹菌が生きており、腸内のビフィズス菌を増やします。
- 味噌のグルタミン酸はセロトニン合成を後押しし、自律神経を落ち着かせます。
- 体に良くない即席みそ汁(増粘多糖類・pH調整剤・アミノ酸等)は避け、要加熱の生みそを選びましょう。
2.有機納豆
- 納豆菌(バチルス属)がつくるナットウキナーゼは血流を改善し、脳への酸素供給をサポートします。
- 大豆イソフラボンが女性ホルモンを穏やかに調整し、PMSや更年期の不調を緩和。
- 体に良くない加熱済み惣菜納豆や調味料大量添加品は避け、無添加パック入りを選んでください。
3.わかめ
- わかめ特有のフコイダンが粘膜バリアを強化し、免疫細胞のスイッチをON。
- カリウムがむくみを解消し、ストレスで乱れやすい血圧を安定させます。
- 体に良くない塩漬けわかめ(多量の食塩・保存料)は避け、乾燥品を水戻しして使いましょう。
4.海苔
- ビタミンB群と鉄分が貧血を防ぎ、エネルギー代謝を高めて疲労感を軽減。
- EPA・DHAに似たフィコキサンチンが脳を保護し、ストレス反応を和らげます。
- 体に良くない味付け海苔(砂糖・香料・着色料)は避け、無添加の焼き海苔を選んでください。
5.昆布
- グルタミン酸を豊富に含み、味覚ではなく脳の「満足感スイッチ」をONにします。
- ミネラル(ヨウ素・カルシウム・マグネシウム)がホルモン合成と骨の健康を同時に支えます。
- 体に良くない加工だしパック(化学調味料・砂糖)は避け、昆布を煮出す手間を楽しんでみてください。
今日からできる実践ステップ
- だから朝は味噌玉を使った簡単みそ汁に置き換え、プロバイオティクスをスタートに。
- そして昼は納豆1パック+わかめのミニサラダでタンパク質とミネラルを補給。
- さらに3時のおやつには焼き海苔2枚を軽くつまみ、頭と腸を同時にリセット。
- そして夜の調理では昆布だしをベースにスープや煮物を作り、腸内環境とホルモンバランスをゆっくり整える。
- 最後に週末に味噌と納豆のストックをまとめ買いし、冷蔵庫に常備しておくと続けやすいです。
最新研究メモ
- 天然醸造味噌の乳酸菌摂取でCRP(炎症マーカー)−15%(日本発酵学会2024)。
- 納豆15g/日で血流速度+12%、メンタルストレス抵抗性+10%(国際栄養学会2025)。
- フコイダン200mg摂取でNK細胞活性+18%、風邪予防にも効果的(韓国免疫学会2023)。
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