抱っこや家事で一日中バタバタしているあなた。夕方になると肩がガチガチ、体が重くて「あと少し動ければ…」と感じたことはありませんか?市販の即席スープやインスタント食品には増粘剤・合成着色料・うま味調味料などが多く含まれ、腸内環境を乱しホルモンバランスや自律神経の調子まで崩すリスクがあります。そこで管理栄養士の私が、無添加・オーガニック素材で作る「温活スープ」を3種ご提案します。どれも短時間で作れて、肩こりや慢性疲労を食事からケアし、血液データにも好影響が期待できるレシピです。
まず、避けるべき食材をチェックしてください。
- インスタント味噌汁(増粘多糖類・pH調整剤・アミノ酸等):腸壁バリアを傷つけます
- コンソメスープの素(化学調味料・リン酸塩):血管の弾力を低下させ、肩こりを悪化します
- フライドチップス:トランス脂肪酸と過剰な塩分で血行を阻害します
- 有機生姜と大根の発汗デトックススープ
- 【材料(2人分)】
- 有機大根 100g(いちょう切り)
- 有機生姜 10g(千切り)
- 有機鶏ガラスープの素(無添加)小さじ1
- 水 300ml
- 有機万能ねぎ 適量
- 【作り方(10分)】
- 鍋に水と大根を入れ、中火で7分煮る
- 生姜とスープの素を加え2分加熱
- 器に盛り、ねぎをのせて完成
- 【ポイント】
- 大根のジアスターゼで消化を助け、筋肉のコリを和らげる(Nutrition Research 2024)
- 生姜のジンゲロールが血行を促進し、発汗で老廃物を排出
- 有機にんにく×ほうれん草の血流促進スープ
- 【材料】
- 有機ほうれん草 100g(ざく切り)
- 有機にんにく 1片(みじん切り)
- オーガニックオリーブ油 小さじ2
- 有機チキンブイヨン(無添加)小さじ1
- 水 250ml
- 【作り方】
- 鍋に油とにんにくを入れて弱火で香りが立つまで炒める
- ほうれん草とブイヨン、水を加え3分煮る
- 【ポイント】
- にんにくアリシンが末梢血管を拡張し、肩こりや冷えを改善(British Journal of Nutrition 2023)
- ほうれん草のマグネシウムが筋肉の緊張をほぐし、副交感神経をサポート
- 有機きのこと味噌のリラックスホルモンスープ
- 【材料】
- 有機しめじ 50g、有機まいたけ 50g(手でほぐす)
- 有機白味噌 大さじ1
- 無調整豆乳 100ml
- 水 200ml
- 【作り方】
- 鍋に水ときのこを入れ、中火で5分煮る
- 火を弱めて味噌を溶かし、豆乳を加えて1分温める
- 【ポイント】
- しめじとまいたけのβグルカンが免疫を整え、炎症を抑制(Tokyo Med Journal 2025)
- 豆乳の大豆イソフラボンがセロトニン→メラトニン合成を後押しし、質の高い睡眠に
これらのスープはだから週末のまとめ買い食材でもOK。そして忙しい平日は電子レンジで再加熱するだけ。さらに副菜やごはんと組み合わせて、1食完結メニューにも展開できます。
実践ステップ
- 週末に食材(大根・生姜・きのこ・ほうれん草)を切り分け容器に保存
- 平日はスープだけ温め、サラダや主食と合わせる
- 2週間後に睡眠の質や朝のだるさ、肩こりの痛みスコアをアプリに記録し、効果をチェック
最新研究メモ
- 生姜摂取で血流+25%、肩こりスコア−30%(International Journal of Food Sciences 2024)
- マグネシウム300mg/日で筋緊張−20%、睡眠の深さ+15%(Magnesium Research 2023)
子育てママの毎日に“温活スープ”を取り入れて、体も心も軽やかに過ごしてくださいね。
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