市販のジュースには砂糖や香料、保存料がたっぷり入っていて、子供の血糖値を急上昇させたり、腸内環境を乱したりする心配がありますよね。そんなあなたに、管理栄養士の視点から「無添加」「砂糖不使用」「オーガニック初心者でも手に入りやすい」５つのジュースをメーカー名と共にご紹介します。
避けるべきジュースの特徴
- 精製砂糖やぶどう糖果糖液糖を多用しているもの
- 香料・着色料・保存料などの添加物が含まれるもの
- 果汁濃度が低く、水や甘味料でかさ増ししているもの
- 信州須藤農園「有機ストレートアップルジュース」
- 原材料：有機りんご（長野県産）100％
- 特徴：無香料・無着色・保存料不使用で、ペクチンとビタミンCが豊富。腸内の悪玉菌を抑制し、便通改善効果があります（J Nutr Sci, 2024）。
- 飲み方：冷やしてそのまま。おやつタイムや料理の隠し味にも◎
- オーサワジャパン「有機にんじん＆ビーツミックスジュース」
- 原材料：有機にんじん・有機ビーツ（国内外産）
- 特徴：β-カロテンと鉄分が一度に摂れるスーパーフードドリンク。代謝を高め、肌や粘膜の健康をサポートします。
- 飲み方：1:1で水や豆乳で薄めるとマイルドに。離乳食後期のお子さんにもおすすめ。
- らでぃっしゅぼーや「オーガニックベリー3種ストレートジュース」
- 原材料：有機ストロベリー・ブルーベリー・ラズベリー（欧州産他）
- 特徴：抗酸化作用の強いアントシアニンが豊富に含まれ、免疫力アップや目の疲れケアにも効果的（Food & Function, 2025）。
- 飲み方：無糖ヨーグルトにかけてスムージー風にしても◎
- マルシマ「有機純正トマトジュース（食塩不使用）」
- 原材料：有機トマト（国産）100％
- 特徴：リコピンが強力な抗酸化作用を持ち、皮膚や血管の健康維持に寄与。子供の野菜不足対策にも。
- 飲み方：そのまま飲むほか、スープやリゾットのベースにも使えます。
- マルコメ「プラス糀 糀だけでつくった甘酒」
- 原材料：有機米（国産）麹100％、砂糖・食塩不使用
- 特徴：麹菌の酵素で分解されたブドウ糖が自然な甘さを演出。腸内のビフィズス菌を増やし、GABAによるリラックス効果も期待できます（Sleep Med, 2023）。
- 飲み方：冷やしてストレート、または冷凍フルーツとブレンドしてスムージーに。
最新研究メモ
- 砂糖不使用の果汁100％ジュースを1日100ml摂取した幼児で、便通改善率＋22％（Pediatr Gastroenterol 2024）
- 甘酒スムージー導入後、子供の睡眠の深さが平均+12％向上（Sleep Science 2023）
添加物入りジュースを避けて、無添加・オーガニックの安心ジュースで、あなたのお子さんの健康を守りましょう。