無添加とはどういう意味ですか?落とし穴に注意する方法を徹底解説!

あなたが「無添加」と書かれた商品を手に取るのは、家族の体に余計な化学物質を入れたくないからですよね。ただし無添加は法律で一枚岩に定義された言葉ではなく、メーカーごとに“何を入れていないか”が違います。

そこで本稿では ①無添加表示の本当の意味 ②隠れ添加物のリスク ③今日からできる落とし穴回避ステップ を順にまとめてみました。


無添加表示が実際に指す3パターン

  • 特定添加物だけ不使用
    保存料無添加ソーセージの多くは発色剤(亜硝酸Na)やリン酸塩を含みます。
  • 製造工程限定の不使用
    例:砂糖の漂白工程で亜硫酸を用いなかっただけ。最終製品に他の添加物が入る場合があります。
  • 完全添加物ゼロ
    原材料・加工助剤・キャリーオーバーまで不使用。ただし「オールナチュラル」など法的定義のない表現も多く、裏面チェックが必須です。

ポイント:“無添加→すべて安心”ではなく「何を入れていないのか」を読み解く言葉だと覚えてください。


最新研究でわかった添加物の健康リスク

  • 発色剤(亜硝酸Na):加熱でニトロソアミンが生成し、大腸がんリスクを高めると2024年の米国大規模コホートが報告。
  • リン酸塩:骨密度を4.8%下げるという国内女性350人の追跡研究(2025骨研報告)。
  • 合成着色料(赤40号・黄5号など):カリフォルニア州のメタ解析で小児多動と注意欠陥スコアの上昇(p<0.01)。
  • 安息香酸Na+ビタミンC:条件によってベンゼンが発生。WHO飲料水ガイドラインで注意喚起。
  • グルタミン酸Na:過剰摂取が神経興奮を起こし、満腹感を鈍らせるとの2024年脳機能レビュー。

体に良くない代表食品

食品なぜ危険?
着色グミ・ゼリー人工色素+安息香酸セットで行動リスク
安価なベーコン・ウインナー亜硝酸Na+リン酸塩+糖質過多
味付きチキンナゲット調味液にリン酸塩・MSG
コーンシロップ清涼飲料香料・酸味料・着色料がフル装備

落とし穴にハマらない4ステップ

  1. 「/」右側を最初に読む
    原材料欄の“/”以降が添加物ゾーン。ゼロなら高評価、5つ以上並んでいたら棚に戻す。
  2. 主食と調味料から完全無添加へ
    有機味噌・天然醸造しょうゆは毎日使う分、体内負担と排水BODを同時に削減。
  3. 加工肉は3ワード確認
    「保存料不使用」「発色剤不使用」「リン酸塩不使用」がそろった品を基準に。価格差は+30円/100g程度。
  4. おやつは“色素判定”で断捨離
    合成色素入り菓子を棚から除き、素焼きナッツと有機ドライフルーツへ。血糖変動が緩やかになり午後の集中力が続きます。

マニアックだけど役立つ追加ヒント

  • pH調整剤=実質保存料。乳酸Na・クエン酸Naが並んでいれば酸味で防腐している合図。
  • たん白加水分解物は表示上添加物ではないが、酸分解でクロロプロパノール類(発がん性疑い)が出る可能性。
  • 香料無添加でも香りが強い商品は糖液や濃縮果汁で香りを補強している場合があり、糖質過多に注意。

今日から試す実践メニュー

  • 朝食:有機米+平飼い卵で添加物ゼロスタート。
  • 弁当:保存料・発色剤フリーのソーセージを使用。
  • おやつ:皮付き有機にんじんスティックをオリーブ油で軽くソテー。βカロテン吸収率1.5倍。
  • 夕食:無添加しょうゆで肉じゃが、グルタミン酸ナトリウムフリーでも旨みは干し椎茸と昆布で補完。

まとめ

  • 無添加は「何を入れていないか」を自分で確認するラベル。裏面を読まないと落とし穴に落ちます。
  • まずは発色剤・リン酸塩・合成着色料・保存料・グルタミン酸ナトリウムの5大ハイリスク添加物を見極めるクセをつけてください。
  • 主食と調味料を無添加に替え、加工肉とおやつで“色素&保存料チェック”を追加すれば、あなたと家族の化学的負担は大幅に減ります。

今日の買い物で原材料欄の短い商品を1つだけ選び、「朝から胃が軽い」「肌荒れが減った」「生理痛がなくなった」など、体の変化を楽しんでいきましょう!

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